瓦礫の広域処理もろもろ。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。

わたしが仕事でジタバタしていた頃だったと思いますが、富山市が瓦礫(という言い方は、東北の方に失礼なのですが……)の受け入れを決めたそう、と思っていたらまだ検討中でした(^_^;)。

http://www.city.toyama.toyama.jp/goikenngoyoubou/kankyogomi/sonota/FAQ9158.html

ただ、後ろの方に引用しますが、富山市を含む地域で2万トンの処理が可能、だそうです。

この問題については、いろいろな意見がありますね。受け入れるべきだとする意見、特に「絆」と情緒的な意見、「放射能を拡散するのか」と否定的な意見。

わたしは受け入れ賛成派です。なぜなら、広域処理対象の瓦礫は地理的に原発から遠く離れており、放射能が出そうもないと思われるからです。実際測ったデータもあります。反対派の方は、例えば秋田がどこにあるのか、もう少し地理を勉強した方がいい。

以下は同業者の方のブログですが、とてもよくまとまっています。ずっと紹介したかったのですが、とても遅れてしまいました。

はてなの鴨澤 2012-03-24 震災瓦礫の広域処理に関するリンク

富山県は岩手県と覚書を交わしたそうです。

4月9日、岩手放送(キャッシュ)

がれきの広域処理がまた一歩前進しました。富山県の石井隆一知事がきょう岩手を訪れ、山田町でがれきの仮置場などを視察したあと県庁で達増知事と広域処理についての覚書を交わしました。富山県の石井知事はきょう午前、山田町のがれきの仮置場を視察し、持参した線量計で放射線量を測定。線量計が示した1時間当たり0.04マイクロシーベルトの値に「富山県庁付近の0.09マイクロシーベルトより低く、県民にも安心してもらえると思う」と述べていました。午後は岩手県庁で達増知事と石井知事が懇談。達増知事は「感謝に堪えません」と述べ、岩手県と富山県の間でがれきの広域処理に関する覚書が交わされました。覚書には、受け入れ条件としてがれきの放射性セシウム濃度が1キログラム当たり100ベクレルを超えないことなどの基本的な枠組みが盛り込まれています。富山県では富山地区広域圏事務組合など処理施設を持つ3団体ががれきの受け入れに前向きな姿勢を示していて、今後は住民の理解をいかに得るかが大きな課題です。石井知事は「住民の皆さんの理解を得るということが大事ですから、そのためには、受け入れについては前向きに検討したいと言っている3つの団体の皆さんにもよく相談をして、特に処理場周辺の住民の皆さんに安全の面でご理解いただけるように、丁寧に説明していきたい」と話していました。石井知事は、受け入れの時期については明言を避けましたが、なるべく早い時期に山田町や大槌町のがれきの受け入れを開始したい考えを示しました。

NHKオンライン(キャッシュ)
がれき 富山県は2万トン処理

がれきの広域処理をめぐり富山県は1つの自治体と2つの広域圏事務組合で最大で約2万トンの処理が可能だと回答しています。
震災で発生したがれきを被災地以外で受け入れる広域処理を進めようと、政府は3月16日、富山県を含む35道府県と10政令指定都市に野田総理大臣名で協力を求める文書を送りました。
これまでにすべての自治体が回答し、富山県や石川県など9府県と北九州市の10自治体が受け入れを検討しているがれきの量などを具体的に回答し、処理が可能な量は22万トンとなっています。
富山県は、高岡市と、富山市など5市町村のごみ処理を行っている富山地区広域圏事務組合、魚津市など4市町で作る新川広域圏事務組合で最大で約2万トンの処理が可能だと回答したということです。一方で、多くの自治体は具体的な受け入れ方針は検討中などと答え、受け入れに踏み出せない理由として最も多かったのは、広域処理の必要性や安全性への疑問や不安が残るというものでした。

04月18日 10時01分

そして、さっきのことですが富山県が受け入れ検討を始めたそうです。
日経より

岩手・宮城のがれきの受け入れ、新たな候補提示 環境相

2012/4/23 23:27(魚拓

 細野豪志環境相は23日、東日本大震災で発生したがれきの広域処理をめぐり、宮城県の村井嘉浩知事、岩手県の達増拓也知事とそれぞれ各県庁で相次ぎ会談した。両県で処理しきれないがれきの新たな受け入れ先候補として、岩手分は北海道など4道県と千葉市を、宮城分は京都府など6府県を提示した。両県は今回示された自治体と処理に向けた協議を進める。

 岩手県は約435万トンのがれきのうち、57万トンについて県外での広域処理を希望している。これまでに東京都など9都府県が実際に受け入れたり、受け入れに向けた協議を進めたりしている。

 今回、岩手分の受け入れ先候補として新たに示されたのは北海道のほか、新潟、富山、石川各県と千葉市。このうち新潟県は新潟市など5市、石川県は金沢、輪島両市、富山県は富山地区広域圏事務組合などでの処理に向けた検討を進める。

 同日の会談で細野環境相は「野田佳彦首相を先頭に、政権全体でがれきの広域処理に道筋を付けたい」と強調。達増知事は「国の調整でがれき処理が進むことを大いに期待する」と話した。

 これに先立ち村井知事との会談で細野環境相は、宮城県分の受け入れ先として京都府のほか茨城、三重、滋賀、兵庫、福岡各県を検討していることを伝えた。またこれまでに全国で約162万トンの広域処理にめどをつけたことを明らかにした。宮城県では約1820万トンのがれきのうち、344万トンの広域処理が必要としているが、村井知事は同日、広域処理量が減る可能性があるとした。

最後になってしまいましたが、田崎晴明先生の「講演会『やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』の記録」、これもずっと紹介したく思っていたのですが、リンクを張っておきます。Ustは時間がなくて見ていないですけど、スライドは見ました。とても分かりやすい文章です。白状すると、原子力はどうも難しいのですけどね、わたしには。

新年に書いた通り、時間を見つけてこれからも科学の話を書きます。

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