こんにちは。富山で化学翻訳を営むヨシダヒロコ(@chiruru)です。医薬翻訳者の駆け出しでもあります。スペイン語、イタリア語勉強してます。
だいぶ前のことになりますが、書いておきます。それまでどうも調子が悪かったWinXPマシンが8日にとうとう電源が入らなくなりました。納期を済ませていたのでよかったとはいえ。
古くからの知り合いであるオフィス・アースワークスさんにずいぶん手伝っていただいたんですが、実機を見ないと難しいということで壊れたXPマシンを東京へ送りました。
その前にもうあきらめて、そろそろ買い替え時と見繕っていたWin7マシンをツクモで買うことにしました。詳しいスペックはこちらのリンクをご覧になっていただくとして、簡単にはこんな感じでした。
マシンは本当は推奨されていないスマートフォンから必死で小さい画面を操作して注文したんですが、推奨されていないので注文が通ったり通らなかったり。でも電話で問い合わせると、ネット以外の注文はNGということで、数打ちゃ当たるの精神でやっと注文が完了したときには力が抜けました。
マシンをカスタマイズできるのがショップブランドのいいところですが、メモリは8GB、HDDは1Tにしました。Officeも2003しか持ってなかったんですけど、確か25000円でOffice 2010 Home and Businessをプリインストールできました。ちなみに64ビット版です。
壊れた8日に注文してローンに落ちて、9日に再注文し、15日納期と言っていたのが12日には届いて驚きました。
デジタルの未使用のモニタが余っていたので、それにつないで快適に使っています。あとは外付けHDDですかね。
問題はTradosですが、オフィス・アースワークスさんにお願いしていた修理マシンが帰ってきて、結局スイッチ部分の問題だったようで、しばらくはXPマシンにインストールしてあるSDL Trados2006で何とかできそうです。
その後、ツクモのメルマガを見ていたら、あの後すぐに新製品が出たことを知りました……。CPUがレベルアップしてます。文句を言ってもしょうがありませんが、同じ値段でもっといいスペックのものが買えたのにorz。
話を、翻訳支援ソフト(翻訳ソフトではない)のTradosに戻します。SDL社はつい最近2011をリリースしたところですが、仕事で実際に使われているのはせいぜい2007。周りでも2009指定の仕事なんてろくに来ないという状態です。それを見越して、2011のアップデートには2007がもれなくついてくるそうです(問い合わせして確かめました)。
メールで知ったのですが、今、年末20%オフセールをやっているそうで、2006からのアップグレードは268ユーロ、サイトが英日ぐちゃぐちゃなためどこから行けばいいのかわかりませんが、確か日本語版のサイトでは38000円となっていました。問い合わせた際に聞いたところ、「日本語版、英語版などというものはないんだけどローカライズの手間があるのでその値段になっている」という話です。しかし、Trados周りでいつもお世話になっているbaldhatterさんのブログ「禿頭帽子屋の独語妄言 side TRADOS」のエントリ、「SDL Trados Studio 2011 詳細 2~Wordバイリンガルファイル」にこんな記述があります。
ちなみに、ヘルプはまだ英語版しかないみたいです。2009 では、インターフェースの言語を切り替えればヘルプの内容も変わったのですが、2011 では — 残念ながら想定どおり — 日本語の翻訳が進んでないようです。
それどころか、2011 をインストールしてある方は、
[プログラム]→[SDL]→[SDL Trados Studio
2011]→[Documentation]→[Quck Start
Guide]→[Japanese]→[Translating and Reviewing]を開いてみてください。英語版は 2011 なのに、
日本語版は 2009 版
のままですよ。これはちょっとヒドいんじゃありませんか、SDL さん。
それでも買わなきゃいけないんですよね、SDLさん。