ナガイモとインフルエンザ。

「天漢日乗」さんに「藍(タデアイ)の捨てている茎にAソ連型インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果@大阪」[Link]という記事があって、藍にスポットが当たっているようなんだけど、ほかにも色々研究結果があるらしい。ちょっとググったら天然物由来のものが出てきたのだけど、間違ってタブを消してしまったし、キーワードも忘れてしまった。そのうちまた調べます。既に報道されている分では、ナガイモが有名なようです。

他には、例えばここ[Link]にも中国の生薬の例が載ってます。

以下、新聞記事。

ナガイモに抗インフルエンザ機能 弘大と県が共同研究2008/12/25 陸奥新報[Link]

 本県特産品のナガイモに抗インフルエンザウイルス活性成分が含まれていることが、県と弘前大学との共同研究で分かった。共同研究では、この物質を特定して機能を保持した加工法の開発にも成功し、特許を出願中。24日に会見した県環境保健センターの畑山一郎所長は「発見はナガイモに対するイメージアップ、加工業の活性化、県の農林・農業の活性化につながる」と期待を寄せた。

 県と弘大は、産学官連携の推進のため新産業の創出を図ろうと地域企業などと連携して共同研究を進めており、「ナガイモの抗インフルエンザ機能成分の特定と加工法に関する研究」は、産学官連携共同研究開発重点化事業の一つとして2006、07年度の2カ年で弘大、県環境保健センター、県工業総合研究センターが中心となって行った。

 研究では、ナガイモに含まれるたんぱく質の20―30%を占めるディオスコリンが抗インフルエンザウイルス活性成分であることを特定。

 同成分の性質として、人に感染する主なインフルエンザウイルスAソ連型、A香港型、B型のいずれにも作用することや、熱を加えずに乾燥させたものに水を加えても機能を保持すること、粘性がなくても機能は保持することなどが分かった。一方、加熱に弱いことなどの課題も見つかった。

 開発した加工法はナガイモをすり下ろして遠心分離し、粗抽出液を乾燥粉末にするという方法で、共同研究で錠剤などの試作品を完成させている。

 現在、共同研究事業は終了しているが、各機関が研究を続けており、弘大の加藤陽治副学長は「ナガイモは滋養強壮、風邪に効くなどと言われてきたが、抗インフルエンザウイルス活性成分を特定できたことは非常に意義がある」とし、「さらに詳しい研究を進め、インフルエンザウイルスとの関係、メカニズム解明に成果を出したい」と語った。