ペシャワール会、中村代表残し日本人職員8人が帰国へ : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
アフガニスタン東部で日本の民間活動団体「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が武装グループに拉致、殺害された事件を受け、同会現地代表の中村哲医師(61)は、アフガン国内で活動する日本人スタッフ8人を数週間以内に帰国させることを決めた。
今後、同国内には中村医師1人が残り、アフガン人現地スタッフと共に活動を続けるという。
同会の福元満治事務局長(60)によると、この方針は26日の事件発生後、中村医師から福岡市中央区の同会事務局に電話で伝えられた。中村医師が伊藤さんの遺体とともに帰国し、伊藤さんの葬儀が終了した後、福岡市で理事会を開き、正式決定する見通しという。
事件発生前は、アフガン東部ダラエヌールの診療所と試験農場では、伊藤さんを含む日本人が4人、アフガン人約10人が活動。かんがい用水路建設が進むジャララバードでは日本人5人とアフガン人約100人、日雇い労働者400~500人が働いていた。
伊藤さんの遺体は、アフガン国軍のヘリコプターで現地時間の28日昼ごろ、ジャララバードからカブールに搬送。同日午後に検視を行った後、29日以降、日本に向けて運ばれる見通し。
(2008年8月28日 読売新聞)
ペシャワール会には、以前会員としてスズメの涙ほどの支援をしていたことがある。中村医師は支援金が集まってもそれを自分のためには使わない。日本で医師のバイトをして費用をねん出しているのだ。たしかペシャワール会は歴史が30年位経っており、中村氏はアフガンと日本を行き来しながら講演をしたり、アフガンで水路や井戸を掘ったり患者を診察したりして活動してきた。アフガン人には非常に感謝されているそうだ。医者がいないので。
今回のニュースを聞いた時、だから「うそでしょペシャワール会が」と思った。自衛隊派遣のあおりを受けて車から日の丸マークを外さなければいけなくなったという。安全上の問題にはすごく気を使っていたはずだ。
だから、こういうことを言っている人を見ると情けないやら悲しいやら。「たくろふのつぶやき」より。(追記:リンク、アーカイブヘのリンク。リンク切れにより2020/03/22に張り直し。こんなことでは驚きませんが、この人は哲学だかの大学教員だったはず)
91 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/08/28(木)
日本国政府「そこでの活動は危険です。一刻も早く退去してください。」
↓
ペシャワール会「はぁ?俺らは憲法9条の非武装中立を守ってるから安全だ。心配すんな。」
↓
日本国政府「え?いえ現地は外国人の誘拐や殺害が最近多発してます。
一刻の猶予もなく本当に危険ですから即刻退去してください。」↓
ペシャワール会「毎月毎月うっせえな。俺らは9条の教えに守られてるって言ってんだろ。
俺らは非武装中立だから安全なんだ。心配すんな。」↓
日本国政府「くり返します。これは退避勧告です。一刻も早く退去してください。」
↓
ペシャワール会「しつけーなあ。じゃあもう少ししたら一応引き上げも考えてやっよ。 つか日本政府マジうぜー。」
↓
日本国政府「そちらの伊藤さんが誘拐され殺害されました。これから身元確認を行います。」
↓
ペシャワール会「我々が一番起こって欲しくないことが起きた。」
初めまして。ペシャワール会の検索をしていて、お邪魔しました。わたくしも、心無い書き込みなどに腹を立てていました。
「自己責任だ。遺体運搬の飛行機代なども税金をつかうな」などなど。
自己責任論と言われる自己責任ヒステリーが、未だに繰り返されているのもウンザリしています。彼らは考える事や理不尽を受け止める事、すぐに答がえられない事に対するストレスに弱く、すぐ屁理屈をつけて否定する事で、その事を考えなくてよくしちゃうんじゃないかしらん、と思う様にしました。ペシャワールが狙われたわけではなく、ペシャワール会でさえこうなってしまった事実から見える事など考えようともしないんでしょうね。腹が立ちますけど、そうではない方も多いと信じて。こちらのサイト様のように。
偽スイマーさんへ
こんにちは。
ペシャワール会がどんな所か知らない人が多いのでしょうね。ですが一時NHKの「知るを楽しむ」に中村氏が出ていたりしたし、分かっている方は分かっているのだと思いますよ。
アフガンは麻薬の問題でも大変なようですね。中村氏だけでも無事にいられますように。