青いチューリップの研究。

連休向けの地元向けテレビで見ていて、ぱっと見だったので見落としなどあるかもしれない。富山には「チューリップフェア」ってのがあって、小さいころ行ったことがあるがチューリップがたくさん見られる。

ミス・チューリップ改めプリンセス・チューリップってのもいて、チューリップの産地だったりする。

昨日見たのは、チューリップの底、花びらの根元にある色の変わったところ、赤なら青くなっている部分には本当に青い色素がある、と。例えば赤い花だと花上部から赤→紫(グラデーション)→青となっているのだが、グラデーションの部分には青と紫が混じっているそうだ。

紫の色素を取り出して某金属を入れると、ほんとに青になるそうです。北日本新聞で分かったが、テレビで放送されなかった某金属は「鉄」でした。

世界初 青色チューリップ開発へ 発色メカニズム解明

2007年02月17日
北日本新聞

 世界初となる青いチューリップの開発を目指す県農業技術センターと県立大、名古屋大の研究グループは、青色の発色に鉄イオン濃度が深くかかわっているメカニズムを解明した。世界で初めての解明例として、国際的な科学雑誌に研究成果を掲載。「不可能」と言われた青いチューリップの実現へ一歩前進した。

 青いチューリップは十六世紀からオランダなどで開発が続けられており、成功例はない。国内でも青いカーネーションやバラの開発例はあるが、厳密には「薄い紫」と位置づけられ、純粋に青い花を生み出すことは困難とされている。

 県内では平成十六年から研究が始まった。グループは、花弁の内側の花底部分が青い品種は、比較的多く存在することに注目。花弁が紫で花底が青い県育成品種の「紫水晶」を題材に、紫色と青色のそれぞれの細胞内に含まれる色素の研究を進めてきた。

 研究の結果、色素や発色を助ける助色素はどの細胞も同じ物だったが、青色細胞に含まれる鉄イオン濃度は紫色細胞の二十五倍になることが分かった。花弁から抽出した色素や助色素を使って試験管で色の再現を試みたところ、鉄イオンを含んだ場合のみ、イオンが色素や助色素と特別な分子構造を作り青くなった。

 研究成果は日本植物生理学会が編集し、英オックスフォード大出版局が発行する国際科学雑誌「プラント・アンド・セル・フィジオロジー」二月号に掲載され、紫水晶の写真が表紙に採用された。

 今後は花底部で青く発色するために必要な原因遺伝子を特定、バイオテクノロジーの技術を使って球根を作り、栽培する。遺伝子の特定や遺伝子組み換えなど、青い品種誕生への課題は多いが、技術が確立されれば他の花への応用も期待される。

 同センターの荘司和明主任研究員は「青いチューリップ誕生へようやく第一段階をクリアした。着実に研究を進めていきたい」と話している。

MROニュース それってなんで屋?(注:方言の「なんでや?」とかけたシャレ)

しかし、チューリップの場合は、そう簡単にはいかないようです。
植物の遺伝子組み換えに詳しい、金沢大学学際科学実験センターの山口和男センター長は、「チューリップには実は、青い色素が内側の花弁の底に存在する事がすでに確認されています。しかし、その青い色素を花びら全体に行き渡らす機能が不十分なのです。この機能が解明されれば、青いチューリップが世に出回ることも夢物語ではありません」と、話してくださいました。

青いチューリップ

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