鳥インフル、ヒト感染の手がかり発見 (YOMIURI ONLINE)

ダイウイキョウ(タミフルの原料)@富山大薬学部付属薬用植物園

タミフルの原料、ダイウイキョウです。

鳥インフル、ヒト感染の手がかり発見…東大医科学研ら : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

そろそろ騒ぎ出すころだと思っていたんですよ。インドネシアでは致死率が上がっています。また、タミフルの副作用についてFDAが注意喚起しました。詳細は鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集より。

また、ワクチンも準備中

以下、読売の引用。上に上げた情報集の11月の意訳集(左バー)を読むと、神戸新聞にも出ていたそうです。

 インフルエンザウイルスは、その表面にある突起状のたんぱく質が、動物細胞の表面の受容体と呼ばれる部分にとりつくと、感染が始まる。ただ、受容体は鳥と人では大きく異なり、本来、鳥インフルエンザウイルスは、鳥の細胞の受容体に結合し、人の受容体には結合しない。

 研究チームは、流行が拡大中のH5N1型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが、たびたび人にも感染している点に着目。同研究所の山田晋弥研究員が中心になり、H5N1型ウイルスのうち、鳥に感染した5株、人に感染した21株を分析したところ、表面たんぱく質を構成するアミノ酸の配列のうち182番目と192番目が変異した場合に、人の受容体に結合しやすくなることを突き止めた。

 実際に、人の体内で増殖するには、これ以外のたんぱく質の変異も必要とみられるが、感染を繰り返すうちに、感染力がより強力な新型インフルエンザウイルスに“進化”していく恐れがあるという。研究チームは「このような変異を見つけたら、迅速に封じ込める必要がある」としている。

Natureのログイン情報なくして久しいので、原論文の題名だけ持ってきました。

Haemagglutinin mutations responsible for the binding of H5N1 influenza A viruses to human-type receptors:
Shinya Yamada, Yasuo Suzuki, Takashi Suzuki, Mai Q. Le, Chairul A. Nidom, Yuko Sakai-Tagawa, Yukiko Muramoto, Mutsumi Ito, Maki Kiso, Taisuke Horimoto, Kyoko Shinya, Toshihiko Sawada, Makoto Kiso, Taiichi Usui, Takeomi Murata, Yipu Lin, Alan Hay, Lesley F. Haire, David J. Stevens, Rupert J. Russell, Steven J. Gamblin, John J. Skehel and Yoshihiro Kawaoka

Natureは買っていないとログインできないんですよ。オンライン版のライセンス売れば儲かると思うのに、なんでやらないんだろう。積読だったけど、探してみようかな。わたしが読んでもお手上げになりそうな内容ですが。新しすぎるのか、Google ScholarにもPubMedにも該当論文はなし。

自殺にまつわるトリビア(5)

1.専門機関の良くできた文章を見つけたので、ディープリンクしておきます。

東京都立中部総合精神保健福祉センターHPより
自殺についての5つの誤解

2.先日亡くなった子供のことを実名で話している親御さんがTV出演して、大変感銘を受けました。ですが、あの場合のSOSはたぶん「学校に行きたくない」だったんじゃないかな、と。苦しんでいる人に鞭打つようで申し訳ないですけれど。かといって、不登校になった後は結構大変な場合があり、わたしもそういうケースを担当したことがあります。

3.実際自殺を図ると体がどんなことになるか、ということを子供に教えるのも1つの抑止力かと思います。昨日はてなのどこかで見かけた意見なのですが、どっかにやってしまいました。写真を見せるとか。文章で書くだけでもやめる子はいるかもしれませんね。

とりあえずこんなところで書くことが尽きました。また続きを書く機会はあるかもしれません。