「不味い!」。

不味い!

不味い!
新潮社
不味いものを科学した本です。

結構科学的ではあるんだけど、楽しいエッセイです。実際に一般向けの講演を聞いたことがあって、おしまいにある質問を割愛して話し続けるなど、かなり型破りで面白い方でした。「まあまあ、聞きなさい」みたいな感じ。いかにもです。

この本では主に発酵食品、カラスの肉、虫の類などの強烈なものを食べて回って、感想を書いています。普通に遭遇する例としては、病院の食事とかホテルの朝食のサケとか。味覚が鋭い方なので、普通のものでも切り口がぜんぜん違います。ほかの本で読んだのですが、富山は氷見のブリがお好きだそうです。天然ものは地元民のわたしでも食べられません。高いから。

一番感心したのは、韓国のホンオフェというエイの発酵食品を食べたときに、ちゃんとpH試験紙を用意していったこと。用意のよさに大爆笑でした。Wikiによると、スウェーデンのシュールストレミングと同じく、輸入禁止だそうです。

NHKは先日(入手経路が知りたいところですが)、小泉先生をゲストに招いた番組で、この2種類とふな寿司をスタジオに用意してました。透明プラスチックの箱で覆いがしてありました。出演者で平気な顔をしていたのは、小泉先生だけだったような覚えが。

そして、人からキャビアをもらったとき、あまりに嬉しくて数を数え、「1万3000日楽しめます、ありがとうございました」などとお礼状を書いたという逸話も出ました。そこはちゃんと1gあたりの粒の数を図って、グラム数をかけたわけですが。ちなみに、3日でなくなったそうです。

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