えらく気力がなくなる原爆記念日だった。

わたしは広島在住だったころ、あえて原爆記念館を避けた。もう地元TVで流れてくる悲しい話で十分だったからだ。小学生の女の子が材木の下敷きになって、生きたまま焼かれているのをどうすることもできなかった、とか。実際の生活でも、スーパー銭湯に行くと「父親はピカじゃったけぇ」と言っている年配の方複数がサウナにいたり。そこで思い出語りになっていたり。

祈念公園は数回通ったが、慰霊碑を正面から見たときに、ろうそくと慰霊碑とその奥のなんだっけかな、一直線になっているのですが、そのデザインの美しさに感動すると同時に、ここで感動しちゃいけないなーと複雑な気分になったことを覚えている。

祈念公園の中にはコンサートホールなどもあるので、割と普段は「市民の憩いの場」ぽい。そうしてわたしは、もと爆心地でお茶を飲んだり、買い物をしたりしていた。

今日夜の7時のニュース(NHK)だが、トップが広島、次がイスラエルとレバノン、それにいかにも使えなさそうな安保理決議、そのちょっと後に(ローカルな平和問題として)監禁問題の順だった。広島の人がいくら祈ってみたところで、戦争も暴力もなくならない。特に今日は無力感を感じた。そのわけはと聞くのなら、ここ60年にあった紛争や戦争を数えてみるといい(わたしはパスしたいが)。

Skypeをはじめると、圧倒的にコンタクトのリクエストが多いのは中国とかマレーシア、次に割と来るのは中東方面だ。要するに、白人があまり来ない。ちょろっと韓国からもリクエストがある。害のない食べ物とか文化の話をしていると、ほぼ日本人との差は感じない(さすがに、今中東方面の人にイスラエルの話題を振るのは危険だけど)。

でも、何で国家レベルでは喧嘩するんだろうな?ととても不思議。眠っている被爆者の方も、最近やっと安い金で認定された被爆者の方々も、これでは安らぐことができないだろう。だから、8月はブルーになる。

追記:被爆者の方の絵とか見せるだけで諸外国には結構インパクトがあると思うが。