依存症(長文)。

椎名林檎の曲ではない。

合成ドラッグ

合成ドラッグ
白水社
このシリーズ、とっても渋い。真面目な薬理学方面の本だが、ストリートネームリスト付き。
ギャンブル依存とたたかう

ギャンブル依存とたたかう
新潮社
これは依存だったのですね……

先日、かなり迂闊なamazonのオススメをしちゃったので、反省を込めて改めてエントリ。すみませんでした>該当者の方。依存症って言ってもかなりいろんな種類があるようで、取りあえずアルコール依存症について、お約束のICD-10とDSM-IV。ただ、専門家の見解はかなり個人差があるんで、最初にお断りしておく。

WHOのサイトより、

ICD-10 WHO in 1992
*Acute intoxication due to use of alcohol
*Harmful use
*Dependence syndrome
*Withdrawal state

ちょっと前まで”addiction”と言っていたらしいが、言い換えたようだ。

1994年のDSM-IVではアルコール・ 薬物(substance)依存をひとつのカテゴリーにまとめている。

*Criteria for alcohol intoxication
*Criteria for substance abuse (including alcohol)
*Criteria for substance dependence (including alcohol)
*Criteria for alcohol withdrawal

医療法人 耕人会 札幌太田病院

↑アルコール・薬物・シンナーなどの解説・症例あり。ここは基本的に「内観療法」を行っている。数年前、富山に内観学会が来たとき行ってみたが、かなり不思議な場所で、いろんなタイプの(医者だけではなかった)人が参加していた。医師が内観療法を試した体験談を語るというのもユニークだった。

Ontario Problem Gambling Reserch Centre より Gambling Problems

――ギャンブル依存症の定義自体が難しいと。10万ドルすっても、それがまずいと思う人と思わない人がいると話が違ってくるし。そして、依存には心理的(精神的という訳語もある)・身体的の2通りあると。

以前、前職の都合(どんな?)で、悪徳商法をリストアップしてるサイト–Google八分にされている–を見ていたら、マルチ商法につぎつぎはまっている人がいて、周りが大変なことになっている例を複数見た。

赤城高原ホスピタル より 病的賭博 (Pathological Gambling )

――いわゆる「ギャンブル依存症」については、今は「習慣および衝動の障害」「衝動制御の障害」という定義だが、実際はアルコール依存症とかぶる部分が多いようで、「依存」にすべきか揉めているし、研究も遅れているという。統計上、患者さんには複数の嗜癖がかぶっているようで。AA(Alcohol Anonymous)ならぬGA(Gamblers Anonymous)が日本にもあるそうだ。

AAについてはミステリでよく出てきて、例えば「八百万の死にざま(ローレンス・ブロック)」などがある。

それと、ACはかなり間違って伝わっている。本来はアルコール依存者の子供を指す。日本で最初に言い出した人が疲れて降りちゃったとも聞いている。

アルコール依存症 8
アダルトチルドレン AC(Adult Chirdren of Alcoholics)

「おたんこナース」を読んでると、アルコール依存症の周囲も既にたまったものではないのだけど、さらに研究が進んでなさそうな他の依存はさらに大変そうだ。未成年向けに関しては、「夜回り先生」出版後、親御さんに説明するのが楽になったと思うけれど。

あんまりまとまりませんが。というか、最初からこの話題がまとまるはずがないのですけれど……。休日にこういうのを書いているのを「ワーカホリック(仕事中毒)」と言います(笑。

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