「談合しました」読了。

談合しました―談合大国ニッポンの裏側

ちょっとしたミステリよりもすごい内容だった。
実際の書類例が出てくるのがリアル過ぎるし、丁寧に注をつけた淡々とした文章も好感が持てる。まあ、本文中にもあるが、舞台は警備会社でゼネコンではないから、談合といっても桁が小さいのだけど。

9.11後、映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」前後から、なかなかフィクションに興味を持てなくなっていた。宮部みゆき氏なども書くのに苦労していたらしい。今、自分は元に戻りつつある。去年くらいまでは小説の設定を嘘っぽく感じ、なかなか入り込めなかった。

ドキュメンタリーが流行るとTV・本ともに粗悪品も出てくるわけで、そういうのはひどくて見てられないわけだが、中には「すごいわこれ」ってものもある。

今回の本はかなりよくできた部類に入ると思う。昨年読んだのだと「こんな夜更けにバナナかよ」という障がい者支援の本が圧倒的によかった。

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