追試不可能。

asahi.comより、

東大教授の論文に「根拠得られず」 大学が再実験を要請 2005年09月13日

論文に疑問が寄せられているのは、DNAとよく似た構造で遺伝にかかわる高分子、リボ核酸(RNA)の専門家の多比良(たいら)和誠(かずなり)教授。

 記者会見した平尾公彦研究科長によると、調査は今年4月、多比良教授も属する日本RNA学会から依頼された。98~04年に英科学誌ネイチャーなどに発表した12本の論文について、「再実験で同様の結果が得られない」などと内外から同学会にクレームがあったという。論文はいずれも、教授のほか、教授の下の同一研究者が名を連ねており、うち1本はいったんネイチャーに掲載された後に、取り下げられていた。

よく似た話で思い出したのは、 BSドキュメンタリー 史上空前の論文捏造という番組。非常に面白かった。賞を取ったのも当たり前か。そういや、勉強熱心な同級生は「サイエンティスト・ゲーム」とか読んでいたなあ。

プチ捏造ならわたしも目撃したことが。卒業した先輩の追試をしていて、あってはおかしいところにNMRのピークが出るので、変だ変だとあちこちに聞き回っていた。最後に、先生まで一緒になって昔のNMRチャートを引っ張り出してみると、やはりそこにははっきり怪しいピークが。でもノートには記録してない。そこで、先生がひとこと。

「これをデータの捏造という」。
10年以上前の話だから、もう時効だよね(笑)。

(9/19追記:誰に言われたわけでもありませんが、冗談で済むようなことでなかったらこんな風には書けないです。そもそも、自分はそこまでの仕事してませんし(苦笑))

「サイエンティスト・ゲーム」、そのうち読んでみようっと。